レゲエニュース CH7(チャンネル7)

2004年から2007年まで、レッドホットなレゲエニュースをピックアップしていたch7。

Vol.005-007
「Colorful 80's!!! 」




New KingstonのMas Camp Villageで行われたダンスでの1コマ。
Admiral BaileyとSugar Minottに両極端の反応があったようだ。

このダンスは、80'sスタイルをテーマとして行われ、いい感じに 盛り上がっていたが、(なぜか)Sugar Minottが現れたとたんに客はトーンダウン。めげずにSugar Minottが「ダンスホールスタイル で行くぞ!」と、Tristan PalmerのEntertainmentを歌ったが 客の反応はイマイチ…。それでもがんばるSugar Minott、Supercatの Under Pressureのイントロ、「ri bi di bi dub a yeh」を始めたら客が若干ノッてきた。調子に乗った彼、客席に「誰かWater Pumpeeを ステージに来て踊ってくれよー!」と頼むと、ちょっと年のいったピチピチの赤いパンツをはいた金髪のおばさんが登場して踊ってあげる。 続いたBuy Out the Barはまぁまぁの反応だったが、赤パンツのおばさん に機嫌を良くしたのか、勘違いをしたのか、その後Riddimに移り、 何を思ったのか「俺はダンスホールのキングだぜ!」 と叫ぶ彼に声援を送る者は…。

しまいには、「みんな(俺がキングだってこと)覚えてないの? 記憶力が悪いんじゃないの?みんなのために祈ってやるよ!」と逆ギレ。 「いいか!この曲が最後だ!」という発言に客はようやく歓声をあげ、 (帰れコール?)彼はRock of Agesで締めた…。

このダンスではフラップしたSugar Minott。 でも彼はレゲエの歴史に欠かせない偉大なアーティストであることに間違いはない。

さて、対照的だったのがAdmiral Bailey。 ゆっくりステージに出てきたときはすでに大きな歓声が! 「コックスマン、全員Big Up!」と自分のチ○ポをにぎりながら叫ぶとさらに歓声は大きくなる。ジャマイカ人って…。 Pu***nyリズムが響き、自身のBig Tune、「Pu***ny」で自信満々に 「Gi Mi Pu***ny(S○Xさせろや!)」と叫ぶと、すぐさまカマゲン (アンコール)を求める歓声が!枯れてません、Admiral Bailey。 カマゲンの最中、Sugar Minottのときに登場したおばさんダンサーが 再びステージに現れ踊り狂った模様。 負けじとBaileyも、あらゆる国籍のPu***nyを読み上げたあと、 「万歳!Pu***ny!」 これでもまだ満足できない客のために再びカマゲン。

今回はいろんな国籍の最後に「やっぱジャマイカ人のPu***nyが一番!」 と叫ぶと、客はPow Pow、Gun Fingerの嵐。 いったい一晩で何回「Pu***ny」歌ったのか。 この調子で、その後のGod Pickney、One Scotch、Three Little Birds、 Feel Like Dancing、54-46も盛り上がり、特にTink Me Did Doneの最中に披露したDella Moveは大受けでカマゲン! 80's DJ, Mash Up De Place! 最近はリリースがほとんどないBaileyだが、ステージではまだまだ 現役のよう。元気なうちにまた来日して欲しいアーティストの一人だ。 しかし、ジャマイカ人って、ホント分かりやすいというか…。






<2004.12.8〜><text:ca-spa>





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