レゲエニュース CH7(チャンネル7)

2004年から2007年まで、レッドホットなレゲエニュースをピックアップしていたch7。

vol.164-169
「ラガおやじのタイマン」




NYのBig Foundation Sound = DOWNBEAT、UKのBig Foundation Sound = David Rodigan。この2つのサウンドによる1対1のタイマン勝負が実現することとなったようだ!「The Greatest Sound Clash In History = 歴史上一番ヤバいサウンドクラッシュ」と題されたこの勝負は、4月15日(土)にNew Yorkで開催される予定、、、。

「David Rodigan」
1960年代初めころから「Ska」を聞き始め、リアルタイムで「Ska〜RockSteady〜Reggae〜Dancehall」の移り変わりを聴いて、見て、そしてレコードをプレイしてきた尊敬すべきレゲエおやじ。またの名を「Gentleman Rude Boy」。確か1978年からラジオのDJとしてレゲエ番組を持ち、1979年からセレクターとしても活躍をしているようだ。黒人ばかりのレゲエ業界で異色の白人セレクターとして活躍。

偏見や差別もたくさんあっただろうが、独特の選曲やダブプレート、ヴァイブスで人気を獲得。50歳代の「おやじ」がみせる「ももあげダンス」には否が応でもヴァイブスが上がってしまう。最初のBig Clashは1990年、「Body Guard」とジャマイカで。その後も数々のBig Dance、Big Clashに参加している。現在55歳くらい(多分)。

「DOWNBEAT」
オーナーであり、セレクターでもある「Tony Screw」が1972年から活動を開始。NYはブロンクスを拠点としている。David Rodiganと同じく、リアルタイムでレゲエの移り変わりを聴いて、見て、そしてレコードをプレイしてきたサウンド。この「DOWNBEAT」という名前は、Tonyが熱狂的な「Studio One」ファンであったことに由来する。

(Studio Oneのオーナ、故コクソン・ドット氏の使っていたレーベル名、サウンドシステム名。)NYで初めてダブを掛けたのはこのサウンドだったと思う。 持っているダブはかるく5000曲を超えるといわれている。世界屈指のコレクターとしても有名で、数万枚を超えるレコードを持っているとか…。Studio Oneからの未発表曲など相当レアで独特な選曲もこなし、日本でもDOWNBEATのファンは多い。2005年には来日公演を行っている。
心から「レゲエ」を愛する二人のラガおやじによるこのクラッシュ、間違いなくヤバいクラッシュになることは必至だ。行っちゃおうかな、ニューヨーク、4月15日。Respect!

<2006.1.30〜><text:Caspa>







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